5/9(木)第三回口頭弁論がWeb上で行われました。

5月9日(木)第三回口頭弁論がWeb上で行われました。今回、原告と被告の主張整理表を掲載します。(画像をクリックして拡大するかダウンロードしてご覧ください。)

上記の主張内容から、原告・後藤徹陣営は、以下の表のように、論評と事実を整理しました。

我々原告の立場は、以下のとおりです。

1 原告の主張(論評)

・原告後藤さんは、拉致監禁被害者として真実を語り、全国拉致監禁・強制改宗被害者の会の代表として、国内外に人権侵害を訴えてきた。

2 基礎となる事実

・後藤さんは、12年5か月にわたり、自己の意思に基づかずに強制的に拉致監禁された。
・この拉致監禁が「違法」であるということは、平成26年の東京高裁が15度も認定した。

一方、被告鈴木エイト氏の立場は、以下のとおりです。

1 被告の主張(論評)

・後藤徹氏は、拉致監禁されたのではない。「保護」された。
・後藤氏は、「記憶の改変」をして、拉致監禁されたと嘘をついて被害者面でアピールしている。

2 基礎となる事実

・後藤氏は、自己の意思に基づいた「引きこもり」であった。

このように整理すると、改めて、被告鈴木エイト氏の主張の欺瞞性と矛盾が明らかになります。

被告側は、後藤さんが拉致監禁されたのではなく「保護」されたのだと言いつつ、後藤さんを「引きこもり」呼ばわりしていますが、これは両立しません。自ら引きこもっていたのであれば、「保護」する必要はありません。

「保護」とは、(危険などから)気をつけて守ったり、かばったりすること(広辞苑)です。

被告は、後藤さんを何から「保護」したというのでしょうか。その主張は、「引きこもり」という主張と両立するのでしょうか。

被告の反論が届きましたら、またご報告差し上げます。


次回期日は7月9日(火)11時です。Web口頭弁論となりますので裁判所での傍聴はありません。

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